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COPD(慢性閉塞性肺疾患)

COPD(慢性閉塞性肺疾患)とは

喫煙などで呼吸機能の低下を招く病気

喫煙などで呼吸機能の低下を招く病気

COPD(慢性閉塞性肺疾患)とは、主に長年の喫煙習慣が原因で、煙草の煙を主とする有毒物質の長期吸入によって肺で炎症が起こったり(慢性気管支炎)、肺胞が少しずつ破壊されたりして(肺気腫)、肺機能の低下を招く病気です。
従来は慢性気管支炎や肺気腫と呼ばれていた疾患を総称したものが、COPDとなります。

一番の原因は喫煙

一番の原因は喫煙

COPDの一番の原因は喫煙で、別名“煙草病”とも言われています。
経過は徐々に進行していくため、きちんと治療を受けずにいる方も多いのですが、重症化すれば少しの労作でも呼吸困難を感じ、日常生活が大きく制限されますので、重症化する前にきちんと検査・治療を受けられるようにしましょう。

COPDのよくある症状

  • 呼吸しづらい
  • 息苦しい
  • 階段や坂道を上ると息が切れる
  • 咳が長引く
  • 痰がよく出る

など

COPD(慢性閉塞性肺疾患)の検査

呼吸機能検査(スパイロメトリー)

呼吸機能検査(スパイロメトリー)

COPD(慢性閉塞性肺疾患)の検査として、呼吸機能検査(スパイロメトリー)があります。
これはスパイロメーターという検査機器を用いて、肺活量や息を吐くスピードなどを測定し、その方の呼吸機能を調べます。

呼気NO濃度検査

呼気NO濃度検査

呼気NO濃度検査とは、呼気中の一酸化窒素(NO)の濃度を測定する検査です。
一般的には喘息の診断の際に行われますが、喘息とCOPDはオーバーラップする部分もあるため、喘息を合併したCOPDの診断に有効です。

その他の検査

その他、レントゲン検査やCT検査などの画像検査も行って、適切にCOPDを診断いたします。

COPD(慢性閉塞性肺疾患)の治療

治療の基本は禁煙

COPD(慢性閉塞性肺疾患)の治療の基本は禁煙となります。
当院ではCOPDの根本的な治療方法として、保険適用で禁煙外来も行っておりますので、COPDの改善・予防のために禁煙にチャレンジしたいという方は、お気軽に当院へご相談ください。

禁煙外来について
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薬物療法

気管支拡張薬の吸入、また喘息とCOPDはオーバーラップした病態もあるため、そういうケースでは喘息の治療で使用する吸入ステロイドを併用することでより効果が期待できる場合があります。

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